
占い部とは
占い部は、占いを単なる「未来を当てるもの」として捉えるのではなく、キャリアコンサルティングに隣接する領域として学び、その考え方や技法をクライアント理解や関係構築に活かしていくための研鑽の場です。
占いは古くから、人々の悩みや迷い、未来への不安に寄り添ってきました。その背景には、象徴を通して自分自身を見つめ直したり、言葉になっていない気持ちを表現したりする働きがあります。
ユング心理学における「共時性(シンクロニシティ)」やタロットに見られる象徴、バーナム効果やラポール形成などの心理学的な視点を学ぶことで、キャリアコンサルティングにおける「深掘り」や「見立て」について、新たな角度から考えることができます。
こんな想いを持つ方へ
- クライアントの本音を、もっと深く理解したい
- キャリアコンサルティングの「見立て」に新しい視点を取り入れたい
- 占いや心理学とキャリア支援との接点を学びたい
- 象徴やメタファーを活用した対話に興味がある
- 占いを取り入れる際の倫理や注意点について理解したい
占いの経験がある方はもちろん、「興味はあるけれど詳しくは知らない」という方も歓迎しています。
キャリアコンサルタントのための「占い」活用ガイダンス
占い部では、特定の占術を極めたり、占い師になることだけを目的とはしていません。
大切にしているのは、「占いというレンズ」を通して、人を理解するための視点を増やしていくことです。
占術や心理学について学びながら、それらがクライアントとの関係構築や自己理解、キャリアコンサルティングの実践にどのようにつながるのかを、参加者同士で楽しく探究していきます。
主な学びのテーマ
占術と心理学の接点
ユング心理学や行動分析などの視点から、占いという営みを読み解いていきます。なぜ人は占いに惹かれるのか、象徴や偶然の出来事にどのような意味を見出すのかを考えます。
ラポール形成への応用
バーナム効果をはじめとした心理的なメカニズムを理解し、相手との信頼関係がどのように形成されるのかを考えます。その上で、キャリアコンサルティングにおける適切な関係構築への活かし方を探ります。
見立ての幅を広げる
タロットなどに用いられるメタファーや象徴を手がかりに、クライアント自身がまだ言葉にできていない気持ちや価値観を考えるための視点を学びます。
自己理解への活用
占いを「答えをもらうもの」としてではなく、自分自身を別の角度から見つめるきっかけとして捉え、自己理解やキャリアを考えるためのツールとしての可能性も探っていきます。
占いを扱うからこそ、倫理を大切に
占いをキャリア支援やカウンセリングに取り入れる際には、楽しさや可能性だけではなく、専門職として守るべき境界線を理解しておくことが欠かせません。
占い部では、占術を活用する上での倫理観やリスクについても重要なテーマとして扱います。
- 占いによって相手の意思決定を過度に誘導しないこと
- クライアントの自己決定を尊重すること
- 健康・医療・生死など、専門領域を越える内容への適切な対応
- 投資や金銭など重大な意思決定に関する境界線
- キャリアコンサルタントとしての役割と占術との切り分け
「できること」と「してはいけないこと」の両方を学びながら、安心して活用できるマインドと判断力を整えていきます。
みんなで探究する場です
占い部では、一方的に知識を教わるだけではなく、参加者同士の対話や体験を大切にしています。
「こんな占術について知りたい」「実際にこんな場面で使えるのではないか」「これはキャリアコンサルティングではどう考えるべきだろう」といった疑問やアイデアを持ち寄りながら、さまざまな角度から占いとキャリア支援の接点を探っていきます。
正解を一つに決めるのではなく、異なる考え方を知ることで、自分自身の支援の幅を広げていくことを目指します。
開催について
毎月第3木曜日 20:00~22:00
占いに詳しい方も、これから学んでみたい方も大歓迎です。キャリアコンサルタントとしての新しい視点を増やしたい方は、ぜひお気軽にご参加ください。
「占い」というレンズから、人をもっと深く理解する
占いとキャリアコンサルティングは、一見すると異なる領域に見えるかもしれません。しかし、どちらも人の迷いや未来に向き合い、その人自身が自分の人生を考えるためのきっかけをつくるという点では、多くの接点があります。
占いという新しいレンズを通して、人を理解する視点を増やし、キャリアコンサルタントとしての関わり方や見立ての幅を広げてみませんか。
みなさんと一緒に、楽しく、そして専門職としての倫理を大切にしながら探究していきたいと思います。
